本校は松屋銀座の前身・松屋呉服店の和服裁縫部が発祥で、1913年(大正2年)の創立以来、今年で106周年の伝統を誇る松屋グループの服飾専門校です。
「ファッションデザイン科」と「きものファッション科」を併せ持ち、”ファッションの現場で即戦力となるプロの育成”をモットーに、一人一人に行き渡る少人数制の指導を実施してきました。
外国人留学生の教育にも早くから取り組み、多くの国々にファッションリーダーを送り出しています。
真面目な姿勢を大切にした明るく楽しい学習環境から、夢の実現に向けあなたも大きく羽ばたいてください。
①ものづくりを大切にする「松屋」の学校
松屋の前身「松屋呉服店」の和服裁縫部から生まれた当校。現場で即戦力となる技術を身につけさせることが創立以来の方針です。
②充実した学習環境ながら学費は良心的
学校経営を「松屋」が支えているので、学費をできるだけ抑える方針を貫いていますが、授業内容はとても充実してます。
③多くの先輩が「松屋」に就職
松屋の人事スタッフによる就職ガイダンスも行われ、これまでに多くの先輩が入社し活躍しています。
④産学連携ならではの充実した講師陣
創立以来「松屋」と連携する当校では、アパレル界・呉服界で活躍中の講師陣を多数招へい、より現場に近い授業を行っています。
⑤全員参加のファッションショーを「松屋銀座」で開催
毎年2月の本校生による作品発表会は、松屋銀座のメインホールで開催されます。
⑥「松屋銀座」でワンデイ百貨店体験を実施
ファッションビジネスの第一線で百貨店の仕事を体験。接客サービス、VMD、ラッピング、売場見学など、本校ならではのプログラムです。
①「学生きものデザインコンテスト2017」グランプリ受賞。3作品が入選
秋恒例のイベント、「2017きものサローネ in 日本橋」で2回目の開催となった「学生きものデザインコンテスト2017」。今回のテーマは伝統ある「きもの」と若者文化に欠かせない「ファンタジー」の融合。図柄デザインを競うコンテストで、全国から寄せられた多数の応募作から、最終選考に10点が残り、うち4点が本校学生の作品と高い評価を得ました。
②「第33回全国服飾学校ファッション画コンクール」優秀賞受賞
「全国服飾学校ファッション画コンクール」は、全国のファッション系専修学校の学生を対象とした歴史あるコンテストです。今回のテーマは「スポーツ・リュクス」。応募総数649点から、今年も本校の生徒が栄えある「優秀賞」を獲得しました。このコンクールにおける本校生の優秀賞獲得は3年連続で、本校の実力の高さを反映しています。
③ 毎年多くのコンテストで高い評価を得ています。
2017年は「学生きものデザインコンテスト2017」でグランプリに輝き、「第31回全国服飾学校ファッション画コンクール」では最高賞となる文部科学大臣賞を受賞するなど毎年多くのコンテストで本校学生が受賞しております。
洋裁部門担任 | 小田切一隆 田井みき子 小山雅子 |
きもの部門担任 | 板倉弘子 田口優子 佐久間記代 |
ファッション概論・ 商品企画 |
安達市三 [(株)コルクルーム代表取締役・IFIビジネススクール講師] | パタンメーキング | 岩田啓嗣 [衣服設計士・デザインアナリスト] |
デザイン画基礎・ デザイン画演習 |
松本紀子 [ファッションイラストレーター] | 西洋服装史 | 柳原美紗子 [(財)日本綿業振興会東京事務所長・コットンファブリックライブラリー室長] |
基礎ドローイング | 川口 拓 [造形作家・日本芸術療法学会会員] | ドレーピング | 岩井朋子 [パタンメーカー] |
構成(立体・空間) | 遠山悦子 [日洋展会員・中山造形スクール主宰] | 商品企画・ ファッションビジネス論 |
森 秀男 [(株)総合商品研究所代表取締役・ユニバーサルファッション協会運営委員長・文化女子大学・東京家政大学・文化服装学院講師] |
テキスタイル デザイン |
西大三 [テキスタイル作家] | 生産管理 | 吉野さゆり [フリーランスパタンナー・アパレル生産管理] |
テキスタイル | 中口万寿代 [テキスタイルデザイナー] | ||
きものの基礎知識 | 石河由美 [きものアドバイザー] | 服飾造形 I・II | 桂けい [ドレスデザイナー] |
VMD概論 | 中岡陽治 [VMDクリエイター] | 服飾デザイン | 玉井健太郎 [ファッションデザイナー] |
デザイン・ソフト実習 | 神前寛之 [アートディレクター] | ファッション色彩 | 大串由美子 [色彩活用研究所講師] |
ファッション概論・商品企画担当 安達市三先生
専門化しすぎてしまった日本のアパレル企業に今求められる人材は、ファッションの細部はもちろん全体を把握できる人だと思います。専門のキャリアを積んだその先に、上に立てる人。そのための基礎を築くのが私の授業です。人間教育もとても大切。この学校には、大学を出てから来てる人や主婦やOLなど様々な人がいます。先輩達の社会生活のルールと若い感性が出会う、いい環境があるんですね。
デザイン画基礎・デザイン画演習担当 松本紀子先生
ファッションデザイン画は、将来ファッション関係の仕事につきたいと考えている人にとって、イメージやデザインを相手に分かりやすく伝えるために必要で大切な勉強です。人体のプロポーションをしっかりと練習した上で、服の構造、細部の名称、素材の表現の仕方等を学びます。センスのある個性的な絵を描くには、くり返し数多く描くことが大切です。一人一人の個性を大切にしながら、やさしく、きめ細かく授業を進めていきますから、絵が得意ではないと思っている人でも大丈夫! 毎年卒業する頃にはみんな目を見張るほど上達します。
古屋 勝彦 | 理事長・(株)松屋名誉会長 |
田代 健 | 東京ファッション専門学校校長 |
安達 市三 | (株)コルクルーム代表取締役 IFIビジネススクール講師 |
森 英恵 | ファッションデザイナー |
廣内 武 | (株)オンワードホールディングス名誉会長 |
中瀬 雅通 | (株)三陽商会 取締役会長 |
大橋 恒介 | (株)新装大橋代表取締役社長 |
宅間 頼子 | エイプリル(株)代表取締役 |
太田 伸之 | (株)松屋顧問 |
秋田 正紀 | (株)松屋代表取締役社長執行役員 |
帯刀 保憲 | (株)松屋代表取締役副社長執行役員 |
川合 晶子 | (株)松屋 取締役上席執行役員 |
大正2年 [1913年] | 神田今川橋に「松屋呉服店和服裁縫部(通称: 加工部)」として創立。 |
昭和12年 [1937年] | 青年学校令に基づき「私立青年学校 松屋実践裁縫女学校」と改め、築地明石町に移転。 |
昭和15年 [1940年] | 「財団法人 私立松屋青年学校」を設立し女学校事業、洋裁部を増設。 |
昭和16年 [1941年] | 「財団法人 松徳学園」となる。 |
昭和20年 [1945年] | 「財団法人 私立青年学校」を廃校、女子部のみ「私立松屋実践裁縫女学校」として残る。 |
昭和22年 [1947年] | 教育基本法発令に基づき「松徳和洋裁専門学院」と改称。 |
昭和26年 [1951年] | 私立学校法の実施に伴い「学校法人松徳学園」に組織変更。 |
昭和36年 [1961年] | 専門課程修了者に短期大学卒業と同等の社会的待遇が与えられる。 |
昭和51年 [1976年] | 学校教育法改正により、和洋裁専門課程の専修学校として認可される。 |
昭和54年 [1979年] | 「松徳和洋裁専門学校」に校名変更。 |
昭和60年 [1985年] | 現校名「学校法人松徳学園東京ファッション専門学校」に校名変更。 |
平成7年 [1995年] | 専門課程修了者に文部科学省認定資格「服飾専門士」の称号が授与される。 |
平成14年 [2002年] | 「きものファッション科」が「厚生労働大臣認可の指定校」となる。 |
平成25年 [2013年] | 創立100周年を迎える。 |